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太古の眠りを今呼び醒まして

地球誕生以来46億年もの間、大地に抱かれ眠り続けてきた原石。その原石を眠りから呼び醒まし、新たなる命を吹き込むための最初の過程が「採掘」です。
ますます高度化、複雑化する建築石材へのニーズに応えるため、当社はワールドワイドなネットワークを駆使し、世界中の採掘場から厳選された良質の原石を探し出します。原石の質がその後の工程すべてに大きく影響してくるため、「仕入」は決して他人任せにはできない大切な作業であり、当社の力が発揮されるところです。

採掘場

採掘場

船積み

本社ストックヤード

原石から建築物を生み出す豊かな想像力

原石が建築物へと生まれ変わる中で、最も重要なプロセスが「設計」です。人間が「三つ子の魂百まで」といわれるように、原石の性格を生かす上でも、初期に雄稀有この作業が大きな意味を持っています。

私たちはCADを駆使して、複雑な3次元の世界を論理的に創造しながら、そこに新鮮なアイディアや独自のノウハウを加え、オリジナリティーを生み出しています。そして、それぞれの石の個性を最大限に生かせるよう、作業の効率や次のプロセスへの配慮を視野に入れ、図面を描き上げていきます。

石が持つ最高の輝きを求めて

一次加工では、原石の切断、機械による研磨、バーナー加工などが行われます。大地の中で長い歳月をかけて作りあげられた石には、一つとして同じ物がありません。そのため原石を切断する作業を一つをとっても、決して画一的に行うことが出来ず、人間が持つ想像力や、感性、そして高い芸術性が必要とされてくるのでしょう。

最先端のマシンと技術、そして石について熟知した経験豊かなクラフトマンたちが一体となって、石が持つ輝きを最大限に引き出すための様々な努力や工夫がなされています。

大鋸

大口径

研磨

バーナー

ビーズソー

要求されるのは、力強さと繊細さ

二次加工では、石を削り成形するフォーミング、所定の寸法に切るコーピン、サンダーでの整形、仕上げなどが行われます。

この工程は石を世に送り出すための最終段階です。それだけに、細部に至るまでの細かい加工技術が要求され、作業も複雑多様なものとなります。

熟練した加工職人が集められた現場では、常に真剣勝負の張り詰めた緊張感が漂っています。そして、施工された状態を想定した仮組みなど、厳重な最終チェックを経て、はじめて商品として世に送り出すのです。

コーピン

フォーミング

仕上げ

検査場

見本室